« さよなら青春の高校生活 | トップページ | 急行「能登」の最期を撮る② »

2010年3月14日 (日)

急行「能登」の最期を撮る

Dsc_2765c
::: 9611M 急行「能登」 / Nikon D300S * Nikkor 28-80mm F3.3-5.6G / 12 Mar. 2010 :::

3月12日、ダイヤ改正の前夜。急行「能登」の最期を収めに、上野へ突発遠征しました。

私用の関係で上野に着いたのは21時45分でしたが、「北陸」、「能登」が発着する13番線には既に溢れんばかりの人だかりが出来ていました。場所の確保のために1時間も立ち続けるなか、警視庁も総動員で厳戒態勢を敷いて、ものものしい空気が漂っていました。入線5分前には知り合いとも合流し、

22時43分、寝台特急「北陸」が推進で入線。ホーム部隊の中からはフラッシュも飛び交い、そのたびに駅係員の喉から注意を喚起する嗄れた声が聞こえてきました。入線から10分ほど経ってからようやく最後尾の扉が閉められ、新潟は親不知の天嶮断崖をイメージさせる「北陸」のテールマークが姿を現しました。暫くして駅員のアナウンスと共に発車ベルが鳴り、寝台特急「北陸」は金沢へ向けて旅立って行きました。

これ見て帰るという人も多く見受けられましたが、それでも「能登」の入線時刻に近づくにつれて頭端式ホームの上にはさらに多くの人が集まり、二次会でぐったりのサラリーマンも一般も方もなにそれとケータイを取り出して次の入線を待ちました。

そして23時14分、いよいよ急行「能登」が入線。ヘルメットを被った作業員が線路に降りてホームライナーの看板を取り外し、蒼い大きな能登のヘッドマークがお目見えしました。このシーンは今の今まで毎日繰り返されてきましたが、撮影したのは去年の末以来、今日が最後となってしまいました。

さて、気がつくうちに全く撮れなくなってしまったので、前列の人たちを頭上からクリアする形で、三脚を全開にして高さ四尺半のアームとして利用し、D300Sの取り柄でもあるライブビューとインターバル撮影を使って広角で狙ってみました。最終日の凄さがとことん分かるでしょう。

いよいよ出発のときが近づいてまいりました。35年間にも及ぶ急行「能登」、発車ベルが鳴り終わるといよいよ最期の旅立ちです。23時33分、3000人を超すたくさんの人々に囲まれ、哀愁漂う長~い警笛を地平ホームに響かせ、ついにゆっくりと走り始めました。次第にテールライトは遠ざかってゆき、「能登」は最期の旅路へと暗がりに灯りだけを残して去っていきました。

おつかれさま

あれほどいた13番線ホームもすっかりひと気が無くなり、その後は知人と記念撮影をして余興を楽しみ、ひとつの祭に幕を降ろしました。解散後、地元への終電ですら間に合わないので、もとい上野着も撮ろうと考えていたので、人生初のマルヨを決心した!

つづく...

|

« さよなら青春の高校生活 | トップページ | 急行「能登」の最期を撮る② »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« さよなら青春の高校生活 | トップページ | 急行「能登」の最期を撮る② »